奥義伝承

zenzo

2011年02月23日 11:03

大瀬戸の超有名釣りスポット。



福島港。

外向きでは流れが速すぎて、エギングをするとなるとかなり難しい。

しかし!

この超速い流れの中、確実に実績を残す男がおります。

その人の名は・・・




ロケットNさん。




色んなブロガーとコラボするようになった昨今。

ブロガー同士で会うと、ハンドルネームで名前を呼び合いますが『ロケットNさん』と呼ばれるのを非常に恥ずかしがっています。

確かに外で呼ばれるには恥ずかしい名前です(笑

暗い所で呼ばれるならまだしも、明るい所で呼ばれるとなると・・・(´m`)クスクス

このハンドルネームの原因を作ってしまった僕としましては、かなり・・・・・・いや、若干・・・・・・

いや、ちょ・・・ちょっと・・・・・・ほんのすこ~し責任を感じておりますwww




そんなロケットNさんですが、前に書いた通り、近々大瀬戸を離れます。




・・・遠くに行く前に、この場所の極意を教わらなければ・・・




実は去年の春に1度、この場所で教わったのですが、その釣り方の特殊さについて行けず、結局自己流でやったのですが釣る事が出来ませんでした。

しびれを切らした僕は

『こんな所で釣れるか!!帰ってやる!!』

とロケットNさんに告げた途端にジーーーーーーーっとドラグを鳴らされて恥ずかしい思いをした事があったのです。

それ以来2度と行く事は無かったのですが、ロケットNさんの連日の釣果っぷりに、この地を離れる前にもう一度ご教授願う決心をしました。




仕事上がり・・・現地に到着すると、すでに神はシャクっておりました。

その姿は目も眩むほどの神々しさ。

1シャクリ、1シャクリに愛を感じます。

1シャクリごとにロッドから星が煌めきます。

神は僕に気付くと優しく語りかけてきました。














僕はその存在感に、ただただ圧倒されながらエギングを始めました。

しかし今日の神はどこか違う。

そうです、その場から動かずシャクっているのです。

いつもの妙な釣り方ではありません。

ワケを訪ねると今は潮止まり。

潮が動き出すのを待ちます。

神は海に向かって手をかざしました

ほどなくして潮は動き出しました。

神は海をも自在に操る事が出来るのです。

とうとう神は本領発揮。

いつもの妙な釣り方を始めます。

その釣り方を詳しく教えていただき、いよいよ期待の1投目・・・




1シャクリ・・・2シャクリ・・・3シャクリ・・・




・・・グイ・・・( ̄△ ̄;)ン・・?




グイ~ングイ~ン∑( ̄ロ ̄|||)オーーー!!




なんと1投目でヒット。

最初あまり引かなかったので、小物?・・・あるいはクルリンパ?

と思ってたら突然ギューンっとジェット噴射!

良型アオリ確定




良型のアオリが釣れた時・・・

都会のハイセンスなエギンガーはギャフを使います。

島原のカリスマはJY(自分の指)

大瀬戸の中年は・・・




JT(自分の手)です!!




アオリが水面に姿を現すと同時に、勢いよく海に飛び込みそのまま手づかみ。

その場でサバ折りをかましシメを入れます。




さて、ココからが大変。

急流に逆らって階段まで泳がなければならないのです。

しかしココでまた神の力を思い知らされます。

神が再度海に手をかざすと、海が割れて地面があらわれました。

まさしくモーゼです。

あぁ、ありがたや~ありがたや~

手をハエのようにこすり合わせながら神を崇めます。

神様、ありがとうございます。

これで神がこの地を離れても1人でやっていく事が出来ます。



















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